僕は、Twitterやメルマガで
ヤフーショッピング販売に関する情報を発信しているため
「ヤフーショッピングに出品してますが売れません」
と言った相談をよく受けます。
ヤフーショッピングは難しいと感じる方も多いですが
実際にはライバルが多い中でカートの奪い合いをしなければならないAmazonに比べたら
戦略的に運用できれば、難易度の低い販路だと思います。
「売れない」「難しい」
と言う人は、共通してやっていないことがあるので
この記事を参考にヤフーショッピングの仕組みを理解していきましょう!
ヤフーショッピングで売上を上げていくためには広告を利用しましょう
ヤフーショッピングで売上を上げていくためには広告を利用するのが手っ取り早いです。
逆に広告を利用しないと、検索結果で順位がずっと下の方にいたり
何ページも後にしか表示されなかったりしてしまい...
そもそもユーザーはあなたの商品ページに気づいてすらいないかもしれません。
お客さんの目に止まらなければ商品は売りようがない
基本的に商品ページは、クリック数や注文数や評価数が増えるごとに
商品ページが強く育って上位表示されやすくなりますが、
そもそも見られなければクリックもされないし、
クリックされないと言うことは注文が入ることもありません。
広告を使わないと言うことは例えて言うなら、
誰も来ない路地裏でお店を出すようなものです。
広告を使って見えるところに上げていく
それを広告を利用することによって、
ショッピングモールの目立つテナントブースへ出店できるようになる訳ですから
使わない手は無いですよね?
広告と言うと、お金がかかるから嫌がる人も多いですが
ネットビジネスにおいて、広告運用は最重要とも言えるものです。
売上の上げ方を理解しましょう
売上がどのようにして上がっているか、ちゃんと考えたことはありますか?
売上の基本的な計算式は
集客数 × 購入率 × 商品単価 = 売上
です。
目標とする売上を上げるため
何人のお客さんを集客して、いくらの商品をいくつ売れば良いのか?
しっかりと考えてみてくださいね。
広告をかけない場合
例えば、
『商品単価10,000万円』として、『購入率1%』の場合、
毎日10PV(集客数)しかなければ、10人のうちの1%しか購入されないため
10日に1個しか売れて行かない計算になります。
仮にこの商品が利益率30%で、1個あたり3,000円の利益が出るとしても
単純計算では毎月3個しか売れないので、
1ヶ月の売り上げは30,000円、利益は9,00円となります。
広告をかけて集客数を増やした場合
じゃあ、この商品に
1クリック20円の広告費をかけて、毎日100PVまでアクセスを増やした場合
購入率は1%なので、毎日1個売れる事になります。
広告費は、20円 × 100PV = 2,000円 かかっていますが、
粗利3,000円に対して2,000円の広告費で、利益は1,000円残ります。
1個売れた時の利益額は確かに下がりますが、毎日1個売れるようになった事で
1ヶ月の売り上げが30万円、月利で30,000円が残るようになってきます。
広告の効果はレバレッジが効く
さらに言えば、広告をかけて上位表示されたことで販売個数が増えていくと
商品ページのSEOが強くなっていくため、更に上位表示されやすくなります。
商品ページが上位にあるほど購入されやすくなるため
販売価格を10,000円のままにしなくても、10,500円や11,000円でも売れていく可能性も出てきます。
広告を利用することで一時的には利益が目減しているように感じますが、
長い目で見れば将来的には大きな利益を生み出せるのも広告利用のメリットです。
広告はいくらかけるべきか?
まずは、アイテムマッチ広告で最低入札額(10円または15円)か、最低入札額 + 1円〜5円程度で良いので、
かけたうえで表示順位がどう変動するのか?
売れ行きがどう変わっていくのか?
などを観察していきましょう。
ほとんどのせどらーは広告費をかけることを嫌がるので
最低入札額だけでも一気にトップに躍り出られることも多いです。
広告費は『無駄な垂れ流し』にならないのか?
広告と言うと、折り込み広告やポスティング広告のような『チラシ』をイメージするかと思いますが、
アイテムマッチ広告では、クリックされた時にしか広告費が発生しないため
そもそも商品に興味がない人の目に止まることはありません。
またアイテムマッチの広告費が、1クリック10円(または15円)〜ですから
1人呼び込むために最低10円(15円)という少ないコストで済みます。
広告費がかかりすぎてしまわないのか?
広告費は
2,000円まで、5,000円まで、
といったように、自分で上限値を設定できるため
垂れ流し続けてしまうという心配はありません。
また、広告費をかけすぎないための工夫として、
一時的なトレンド商品(品薄が話題になっている時のゲーム機、アニメ化や映画化での爆発的なヒット商品、メディアで紹介されたトレンド商品)は、
クリック数が急激に増えるため、そういった商品にクリック型の広告は不向きです。
まとめ
この記事では、ヤフーショッピングの広告について解説しました。
僕が相談を受ける中で
「売れない」「難しい」
と言う人は、共通して広告を使っていません。
・広告を制するものがヤフーショッピングを制する
売上を上げるためには、集客が必ず必要です。
だって、お客さんが来ないお店に売り上げは立たないですよね?
商品ページの表示順位でも、クリック数や注文数が影響しますから
最初は広告費をかけてサッサと注文数を稼いじゃった方が早く稼げます。
広告かけずに、ずっと路地裏で商品を並べていても
いつまで経っても売れるようにはなりませんから
臆せずに、広告を上手に活用して行ってください。