【Amazonより稼ぎやすい】Yahoo!ショッピング出店のメリットとデメリットをAmazonと比較して解説!

僕は、AmazonよりもYahoo!ショッピングでの販売を主軸としていて

発信する情報も最近ではYahoo!ショッピングの話が多いため

 

ありがたいことに

「Yahoo!ショッピングに興味があります!」

という、お問合せをいただくことが増えてきました。

 

問い合わせをもらうと、必ずと言って良いほど

「Amazonと比較してどうですか?」

と、聞かれるので...

 

この記事では、

Yahoo!ショッピング販売のメリットとデメリットについて解説します。

 

AmazonからYahoo!ショッピングに移行してみようかな〜

と、考えている方は

ぜひ、参考にしてくださいね!

 

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ヤフーショッピングのメリット

ヤフーショッピングのメリットとしては

①:月額固定費が無料

②:販売時の手数料が安い

③:ポイント還元がある分高値で売れる

④:入金サイクルが早くキャッシュフローが有利

⑤:理不尽な返品や、すり替え詐欺などが起きにくい


などが上げられます。

 

 

①月額固定費が無料

ヤフーショッピングは出店するための費用、月額料が無料です。

 

そのため、これから始める方でも費用負担がなく

フリマに出品するぐらいの感覚で気軽に始められるので

 

出店したものの、仕入れる商品が見つからず

出品もしていないのに毎月の月額固定費だけどんどん飛んでいく。

 

といった心配がありません。

 

そういう面で言えば、

ネット物販初心者でも取り組みやすい販路かなと思います。

 

Amazonの月額費用は5,390円

 

Amazonの場合

大口出店だと、毎月5,390円(税込)の月額固定費がかかります。

 

【Amazonの出店費用】


 

これは出品数などに関わらず固定でかかる費用なので、

「自分は毎月1万円でも2万円でも稼げれば良い」

という方には、大きな費用負担となってしまいますよね。

 

また、せどり初心者の方で仕入れられる商品が見つからなくて売るものも無いのに

月額費用だけ払い続けていて、どんどん自己資金を圧迫している。

という方も、意外と多くいますので

 

最初は稼げるかどうか不安

という方には、Yahoo!ショッピングの方が取り組みやすいかなと思います。

 

楽天市場の月額費用は、21,450円〜110,000円

 

楽天市場の場合は更に高い費用が毎月掛かってきます。

【楽天市場出店費用】
↓↓


 

楽天市場の場合は、

出店審査基準の厳しさや、高い月額固定費を考えると

それなりの売上規模が必要になるので

 

実質、手数料の安い月額55,000円のスタンダードプランでの出店が現実的になります。

 

ちなみに、楽天市場の場合

出店する際に半年分の月額費用と出店手数料などで

60万円〜70万円ほどを一括で支払う必要があります。

 

これらと比較すると

Yahoo!ショッピングは出店リスクがほぼ無いと言えるでしょう。

 

 

②販売時の手数料が安い

 

Yahoo!ショッピングは、販売手数料も安く

入金回数やアフィリエイトの有無にもよって前後はしますが

おおむね5%〜7%程度になります。

 

手数料の振れ幅について
手数料が変動するのは

購入者の支払い方法が、PayPay残高払いなのかクレジットカード払いなのか

商品ページに検索結果から直接入ってきたのか、アフィリエイト広告経由で入ったのか

などによって変動するためです。

 

それ以外にかかるのは

PRオプションという料率設定型の成果型広告を利用した場合は

設定した料率に応じて、1%〜最大15%の広告料が販売手数料と一緒に加算されます。

 

※PRオプションは任意での設定となるため、必要なければ利用する必要はありません。

 

Amazonの販売手数料

 

Amazonでは商品カテゴリーごとに手数料が設定されています。

例えば代表的なものとして、

・家電8%

・食品10%

・書籍15%

などですね。

 

一覧表はこちら

↓↓

 

 

楽天市場の販売手数料

 

楽天市場の場合は、売上に応じて手数料が変わる仕組みとなっており

 

平均すると

スタンダードプランで9%程度。

 

月額料の1番安いエンパワーメントプランだと

15%ほどの販売手数料が掛かってきます。

 

③ポイント還元がある分高値で売れる

 

ヤフーショッピングでは楽天と同じように商品購入時にポイント還元される制度があり

購入者側からすると、ポイントが付与された分だけ

実際は安く買えていることと同等になります。

 

 

 

最大でポイント16倍まで付くので、

購入金額の16%がポイントで還元されます。

(16%値引きされるのと同等)

 

※Amazonでは基本的にポイント1%付与が多いです。

 

例えば10,000円の商品を購入した場合

AmazonとYahoo!ショッピングでの購入時のポイント還元の差額は以下のようになります。

 

Amazonで1%の場合 ⇨ 10,000円−1%=9,900円

Yahoo!ショッピングで16倍の場合 ⇨ 10,000円−16%=8,400円

となり、実に1,500円も差があることです。

 

じゃあ、ポイント還元分を加味して

その分、販売価格を上げ

11,500円で販売したとすると、、

11,500円−16%=9,660円

と、なります。

 

Amazonで10,000円で購入するより、Yahooショッピングで11,500円で購入する方が

240円もお得に買えていることになるんですね。

 

 

つまりこのポイント還元がある分、

Amazonより高値でも売りやすいと言う事です。

 

 

④入金サイクルが早くキャッシュフローが良い

 

Yahoo!ショッピングは、

Amazonのように引当金による売上金留保などがありません。

入金サイクルも、

月1回、月2回、月3回、月6回、月8回

と、自分の好きなように設定できます。

 

最大の月8回まで設定すると

約4日ごとに売上金の入金がされますので、キャッシュフローがすごく良くなります。

 

売上締め日と入金日
入金回数を月8回に設定した場合の売上締め日は、
2日、6日、10日、14日、18日、22日、26日、30日

登録した口座への振り込みは締め日の3〜5営業日となります。
※土日祝日を挟む場合は、翌営業日。

 

月8回に設定した場合の、実際の入金サイクル

↓↓

 

この画像を見れば分かる通り

3日〜6日の間の売り上げは、6日に締めて3営業日後

この時は、8日9日10日が土日祝なので、12日水曜日に振り込まれ

 

間に土日を挟まなかった、15日〜18日の売上は

18日(火)に締めて、21日(金)に振り込まれています。

 

 

 

入金回数を増やすと、その分手数料が増えますが、

最大の月8回に設定しても手数料負担は『0.6%』

と、対した負担にならないないのでキャッシュフローを優先する方が得策だと思います。

 

 

ちなみに、月6回の場合はこのようなサイクルになります。

↓↓

 

入金回数の設定はいつでも変更できるので

最初は8回にして、余裕が出てきたら徐々に回数を減らすなどでも良いと思います。

 

 

⑤理不尽な返品や、すり替え詐欺などが起きにくい

 

個人的には、これが1番大事な事だと思いますが...

 

ヤフーショッピングで売れた商品は、

基本的に自己発送になるため

自分自身でお客さんの応対をする必要があるため

一見手間が増え、デメリットに感じるかと思いますが

 

その代わりAmazonのように

・理不尽な全額返金処理

・中身だけ抜き取られる

・全額返金されても商品が返ってこない

・勝手な都合による意味不明な理由の返品

・中古品や別の商品に入れ替えて返品される

といったような事は、基本的に起こりません。

 

 

僕の場合だと、

Yahooショッピングに出店してから

1年で約4,000件近く販売しましたが、

 

こちらのミス(送り間違えなど)を除けば

購入者からの返品はたった2件しかありませんでした。

 

 

また、Amazonよりもショップ独自のルールを主張しやすいので(注文確定後のキャンセル不可など)

変な購入者に当たる確率はAmazonに比べたら格段に低いです。

 

最近も話題になっていましたが、

Amazonの返品システムを悪用したライバルセラーの嫌がらせや不正な仕入れ手法なども横行してますから

Amazonでの返品に悩まされている人が、すごく増えてきていますよね。

 

せっかく商品が売れたと思っても

返品があると、返金や往復送料の負担などで

余計なコストが発生したりキャッシュフローが悪化してしまいますから

 

物販事業者にとって返品されにくいということが

どれだけ重要な事なのか分かってもらえるかと思います。

 

 

Yahoo!ショッピングのデメリット

 

逆にヤフーショッピングでの販売を

Amazonと比較した際のデメリットについても解説します。

 

デメリットを理解した上で、そこを上手に補いながら実践するようにしましょう。

 

ヤフーショッピングのデメリットとしては

①:Amazonに比べるとユーザー数が少ない

②:自分でショップを育てていく必要がある

③:FBAのような気軽に使えるサービスがない

といった事が上げられます。

 

Amazonに比べるとユーザー数が少ない

 

Amazonに比べるとユーザー数(お客さん)は少ないです。

 

そのため、Amazonで回転が遅い商品などは

ヤフーショッピングでは長い期間売れないこともあります。

 

慣れないうちは、商品選定する際の仕入れ判断で

なるべく高回転商品だけに絞っていくと良いです。

 

ヤフーショッピングで売れていく感覚を掴むまで大量仕入れは避けた方がリスクが少ないです。

 

 

この辺りは、”どんなジャンルの商品を取り扱っていくのか”

ライバルセラーなどの状況も踏まえて工夫していくことが大事になります。

 

自分でショップを育てていく必要がある

 

ヤフーショッピングは

Amazonのような相乗り出品とは違い

 

自分でストアページや販売ページを作成する必要があります。

 

Amazon販売の相乗り出品に慣れている方にとっては

最初はここが面倒に感じる部分かと思いますが、

 

逆に言えば、自由に自分で商品ページを作れるからこそ

他の出品者との差別化もしやすいですし

お客さんに商品を選択されやすいように作り込む事ができます。

 

販売ページの作成も

慣れたら5分〜10分程度で作れるようになりますので

色々なページ作成をして練習していきましょう。

 

これに関しては、Amazonだけしかやっていない人よりも

ヤフオクやメルカリなど

フリマサイトで販売経験がある人の方が

感覚が似ているので取り組みやすいと思います。

 

FBAのような気軽に使えるサービスがない

 

ヤフーショッピングは

基本的には売れた商品を自分で発送する必要があります。

 

2021年から

ヤフーショッピングとヤマト運輸が提携した

ヤマトフルフィルメントサービスが開始されています。

↓↓

まだまだ、ヤマト運輸内でも浸透しておらず上手く運用されていないですが

これに関しては、まだ始まったばかりなので今後のヤマトに期待ですね。

 

ヤマトフルフィルメントについては

近隣の営業所に問い合わせると詳細を教えてもらえますので

一度話を聞いてみると良いかと思います。

 

補足
現状、ヤマトフルフィルメントの利用開始まで
申し込みから3週間〜1ヶ月程度かかります。

出品数や在庫が増えてから申し込むと移行作業が大変になるので
開店したら早めに利用できるようにしておくと良いです。

 

また、お客さんから来る

注文キャンセル依頼の処理や返品対応なども

自分で対応する必要があります。

※分からない事が起きた際はヤフーショッピングに問い合わせると丁寧に教えてもらえるのでご安心を。

 

このあたりをAmazonFBAに任せきりにしていた場合

ちょっと億劫に感じるかもしれません。

 

問い合わせ対応や返品対応などはテンプレートを作っておくと良いですね。

 

 

まとめ

 

この記事では、

Yahoo!ショッピング販売のメリットとデメリットについて解説しました。

 

このように、

Yahoo!ショッピングの運営には

良いところも面倒なところも両方あります。

 

・月額費用が掛からない(運用コストが低い)

・悪質な返品が少ない

・キャッシュフローが良い

などのメリットがある反面

 

現状のデメリットとして

・出品やストアを育てるための手間がかかる

・発展途上のヤマトフルフィルメント

など、

 

AmazonFBAを利用したせどりに比べると

どうしても自分の手間は増えるので

効率的にこなしていけるように事前準備が重要となります。

 

デメリットに感じる部分を

どうすれば効率化できるのか?

ぜひ試行錯誤しながらやってみてください。

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